清助のちょっと一言−活動日誌

【08.06.30】電子投票法案を廃案にした国会は いい仕事をした参議院

参議院 自民党でi異論続出で 廃案に

国政選挙に電子投票を導入する「公職選挙法特例法改正案」について、今年1月には、自民党と民主党が成立に合意していたが その後、自民党で異論が噴出。
結果、廃案になったという珍しい状況が生まれた。
自民党主導の議員立法にもかかわらず 身内からの反旗はなぜ起こったのか?

電子投票のメリットは
開票時間の大幅短縮
疑問票や無効票がない
人件費削減
障害者も代筆なしに投票など、すでに4年前の市長選挙・市議補欠選挙で実施した四日市も
同様の説明を行っている。
もちろん。今年11月末の市長選挙も「電子投票」実施の予算を計上済みである。
全国の自治体でこの電子投票が導入されているのはかぞえるほどでしかない。
先のメリットだけなら 全国でもっと広がっていてもいいはずなのに、そうなっていない。
すでに実施したところで、電子投票無効の判決が出て やり直し選挙まで出ているとなると
「リスク」のおおきさに おいそれと導入できないのが実態なのであります。
ましてや 従前の紙投票に比べて費用が跳ね上がる 時間短縮の効果もさほどではなく そうなると市民への説明も納得できるものに事欠ける。

国会での 電子投票論議の中で
投票用紙が残らないことーあたり前のことですが・・・集計の操作などの不正や機器トラブルによる
データ紛失の危険性などが指摘されました。
この議案について 佐々木衆議院議員事務所から 四日市市での電子投票実施のまとめ(行政の報告書)を資料提供させていただいたことがありました。

もともと この法案は昨年6月、自民党公明党が提出したものです。
審議の最中 民主党がセキュリテイ面の不安を指摘し 審議が中断。
投票記録が紙に印字される電子投票機の導入を検討することで折り合っていたが、この修正案が参議院に持ち込まれと、疑問の声が噴出!
「民主主義の根本を機械任せにするのは抵抗がある」とか「手作業は最も透明度が高い」「多少手間がかかっても現行のままでよい」
等の声が出て、6月4日には参議院自民党有志46人が慎重審議を求めるアピールを発表。
と言う経過をたどった。
以上が 週刊金曜日掲載の 「日下部聡の政治時評」から抜粋です。

電子投票は便利だし、時代の流れと言うことだけでは拙速すぎると思います。
将来に渡って 紙投票以外は投票方法にあらずと言うつもりはありませんし
自宅からネット投票できることが可能になるかもしれません。
でもそれは 投票は民主主義の心臓部であるからこそ 一点の曇りもないことが必要条件となる。

電子投票法案を廃案にした参議院はいい仕事をしたといえよう。
ところが 四日市市は、この点のリスクを検証、担保が不透明のまま 11月の市長選挙準備をすすめています。
もちろん 国政レベルの法案は廃案ですが 自治体選挙については自治体の条例で実施が可能です。
市長選挙の投票結果が 10分早いか遅いかは 問題になる話ではないでしょう。
結果は 必ず出るのですから。
今までの 開票結果が遅すぎると言う市民の声は聞こえてこない。

 

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