清助のちょっと一言−活動日誌
【08.08.05】よみがえる 蟹工船
なぜ今 蟹工船ブームなのか
このところ、マスメデイアが「蟹工船」ブームをとりあげている。
テレビ、新聞はもとより週刊誌の記事も多い。
なにせ80年近く前に執筆された、決して明るい中身の小説ではないのに
それが、なぜか今、若者に受けているのだからマスメデイアもなんで?の思いで
取材しているのでしょう。
もっとも一番驚いているのは著者の小林多喜二かもしれない。
えー!何でおれの書いた本が、2008年に35万部を超えるベストセラーになっているのか!!
「おい 地獄さ行ぐんだで!」と言う漁師の言葉で始まり、
過酷な労働現場を描いたプロレタリア文学が脚光を浴びているのは、現代の貧困と結びつき「生きさせろ!」と叫ぶ若者の心をとらえている。
ブームの火付け役、雨宮処凛が解説を加える「小林多喜二 蟹工船」も出版された。
その火付け役の雨宮処凛さんが、週刊金曜日7月25日号で、井上ひさし氏との対談を行っている。
井上ひさしさんは「僕が蟹工船を読んだには高校時代だったと思います。それは昭和25年から28年頃」
井上ひさしさんは、「前にどういうふうに読んだかな」と小林多喜二について調べたことや考えたことを、20年書きつづっているという一冊を持参され「蟹工船」をめぐって
雨宮さんとの対談が掲載されています。
また、8月11日号の「アエラ」は「共産党バブル」の見出しで
まるで共産党が空前の勢いであるかのごとく、党員が増え続けているような記事もありますが、「バブル」ははじけますから!ちょっと待ってと言いたいところ。

