清助のちょっと一言−活動日誌

【18.05.13】常識が通じない人

2018年5月11日(金)「赤旗」コラム「きょうの潮流」

 世の中にはたしかに常識が通じない人がいます。かかわりを持たないほうが無難でしょうが、公人ともなればそうもいきません。ひろく公益が害される可能性があるからです。

きのうの柳瀬唯夫・元首相秘書官の参考人質疑をみながら感じました。ありえないことを堂々と口にする。佐川宣寿・前国税庁長官の証人喚問のときもそうでした。誰かをかばうためには、社会に共通している常識など論外だと。

首相秘書官として誰とでも会うといいながら、なんの用件で会うのか、どんな人と会っているのかさえわからない。面談しているのにメモもとらない。安倍首相の友人と認識していた人物が経営する加計学園の関係者と3度も会談しながら、首相にはいっさい報告もしないし、指示も受けない。

しかも、いままで加計学園の関係者と会ったことを言わなかったのは聞かれなかったからだと。これでは本人が「誠実に答える」、首相が「うみを出す」といっても信じられるか。

この人たちには常識がないと、うやむやにするわけにはいきません。権力を握る首相が親しい人に便宜をはかる。国政の私物化を許せば独裁に通じることは歴史が教えています。あいまいな幕引きのつけは国民に回ります。

世界が大きく動き、国のゆくえがかかる問題も山積するいま、国権の最高機関が実りある議論の場であってほしいと誰もが願うはず。それなのに記録よりも記憶が正しいと言わんばかりに開き直り、常識や倫理観を崩す場におとしめた罪はとても重い。

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